確かに言われてみれば納得のいく話。知り合いのアメリカで生活をしている方々の家へお邪魔するたびに家の中のものの多さにはいつもびっくりさせられる。散歩で近所を歩いていると自宅のガレージをあけている家をよく目にするが、ガレージは車庫では無く物置。車はガレージの前に止めるのが当たり前。まあ、そのくらいものがあるという事は、どこかでその物を買っているか貰ってくるかのどちらかだろう。(ちなみにこの周辺で”やや小さめ”と言われている一軒家の大きさは大体1200~1500 sq.ft。変換すると・・・108 ~ 135平米)
先ほどのインド人の友人はまた興味深い内容の話をしていた。それはアメリカの消費者の平均貯蓄額が「ネガティブもしくはそれに近い」数値だということ。この国の人は稼いだお金を即座に「消費」するのが得意らしい。さすがクレジット大国。稼ぐお金は前月の借金(クレジット)返済にほぼ消えるのが実態とか。
でも貯金がマイナスというのは本当なんだろうか。周りを見ているとそれなりに納得する話であるが、実際のところはどうなんだろう。
ネットで面白い記事を見つけた。New York Timesの記事を取り上げている内容なのだが、ここ1世紀のアメリカにおける「借金」の変化に関する特集だった。

それによれば2008年度のアメリカの平均世帯借入金額が$117,951 (日本円にして約¥11,200,000)。これはクレジットカード、細々とした月々の支払い、不動産ローンなどを含む。1世帯平均のクレジットカード所有枚数は13枚。またアメリカ人の年間の貯蓄額の平均はなんと$392。
ちなみに2007年の日本の1世帯当たり平均貯蓄額は1143万円、平均借入金額は424万円だ。(厚生労働省平成19年国民生活基礎調査より)
数値はあくまでも平均なので全ての家庭がそうであるとは限らない。でも、周りを見ても「ものが溢れている」現状を肌で感じる今日この頃。10月から始まった深刻な不況がどのように影響していくのかわからないが、一度根付いた生活水準を変えていかない限りアメリカ自体がどんどん後退していく様な気がしてならない。
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